会 長 挨 拶
令和3年6月の通常総会にて会長に就任いたしました藤森でございます。
当協会は、港湾運送事業の適正な運営と港湾運送に関する秩序を確立し、事業の健全な発展に寄与することを目的として、昭和24年設立の名古屋港和会を母体に昭和30年2月に名古屋港運協会として正式に発足いたしました。
現在は、港湾運送許可事業者を中心に98社の事業者により構成され、会員相互の連絡協調を図り活動に取り組んでいます。
さて、新型コロナウイルス感染は、令和2年1月に国内で初めて確認されて以降、未だ収束の兆しが見えず、社会の大きな脅威となっています。経済のみならず私たちの生活習慣や働き方、更にはそれらを含めた社会のあり方まで、大きな変革を余儀なくされるなど、混迷の度合いを深めています。
このような状況の中、名古屋港にあっては、総取扱貨物量が19年連続日本一(2002年~現在)と、中部地域のものづくり産業を物流面で支える大変重要な港湾として発展してきております。
近年、港湾運送事業を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。大型機械の導入や自働化、通信技術などを活用した高機能かつ効率性が求められる一方、安全で安心な労働環境を構築して行わねばなりません。
また、新型コロナウイルスなどの感染対策はもちろんのこと、ヒアリなどの特定外来生物への対策、水害や地震などの大規模な自然災害への備えも怠ることはできません。加えて低炭素社会に向けて荷役機械の電動化・FC化にも積極的に対応してまいります。
名古屋港運協会は、これからも国や港湾管理者、地元経済界の皆様方とも連携しながら、地域と共存するための活動を行い社会貢献できるよう努力してまいります。引き続き皆様のご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
令和3年6月
名古屋港運協会
会長 藤森 利雄
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